How GeoTechnologies transformed the logistic and delivery industries with HERE
GeoTechnologiesとHEREによる物流・配送のデジタル変革新潮流
(本ブログポストは、2023年8月30日に英語で投稿された投稿の日本語抄訳です。)
#BuiltWithHERE は、開発者がHEREプラットフォームを利用して、位置データを活用し、場所に関連するビジネス問題を解決する方法を紹介する一連のシリーズです。各記事では、タイムリーであり、かつ革新的で変革的な開発者向けのソリューションとアプリケーションを取り上げています。
このブログ記事では、日本、東京を拠点とするテクノロジー企業、GeoTechnologiesとHEREとの協業を取り上げます。GeoTechnologiesは1994年に設立され、地理情報システム(GIS)技術とクラウドサービスを駆使して独自のサービスを展開しています。同社の目標は、位置情報を通じてすべてをつなぐことであり、このようなデータが多様な産業においてゲームチェンジャーとなり得ると考えています。長い期間にわたって、GeoTechnologiesは世界的な技術リーダーとの強固な関係を築き上げ、その技術力を強化しています。
コラボレーションとパートナーシップ
2017年からGeoTechnologiesはHEREとパートナーシップを結んでいます。HEREのSDKは、スグロジという物流向けのクラウドサービスで利用されています。これにより、信頼性の高い位置データや高度な機能(例えば、ルート最適化やリアルタイム追跡)が提供されています。
スグロジの概要
スグロジ は、特にeコマースや食料品配送ビジネス向けに、物流業務を効率化する設計になっています。最適化されたルーティング、リアルタイムでの追跡、正確な到着予測時間(ETA)を提供し、運用コストの削減と顧客体験の向上を実現しています。
- トラックに対応したルート検索: スグロジにはトラックに特化したナビゲーション機能が組み込まれています。提案されたルート選択、距離を優先するオプション、有料道路を避けるルートなどが選べます。このシステムは車両のサイズ規制も考慮に入れ、配送の効率と燃費の向上に貢献しています。
- トラックフレンドリーな施設検索: スグロジでは、トラック向け施設検索機能が追加されています。この機能によって、ドライバーは大型車やトラックが駐車・利用できる施設(例:コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、道の駅など)をワンタップで簡単に探せます。この機能が、ドライバーが安心して休憩できる適切な施設を見つけられるようサポートしています。
HEREを選択した背景: ビジネス戦略への適合
GeoTechnologiesが提供する日本の高精度地図データと、HEREの信頼性の高いSDKを組み合わせた結果、スグロジは柔軟かつ効果的な物流ソリューションとして登場しています。このサービスは、サプライチェーンを最適化したい物流・配送業界に特化して設計されています。
HEREが選ばれた背後には、世界的なスタンダードに沿った位置データと包括的なSDKが提供されていることがあります。また、GeoTechnologiesは日本でHEREのSDKをいち早く導入した先駆けの企業です。この協力関係により、GeoTechnologiesは自社サービスにカスタムインサイトを追加し、さらに強化しています。この強化には、日本の物流業界の特定の要求に対応する高精度地図データとトラック交通規制情報も含まれています。
この連携は、他のプロバイダーに比べてHEREの優位性をさらに強調しています。スグロジはHEREのSDKを最大限に活用し、正確な位置データと豊富な機能を駆使しています。さらに、GeoTechnologiesのトラック交通規制情報と高精度な日本の地図データを統合することで、サービスの価値を一層高めています。
HEREは位置データのグローバルスタンダードであり、私たちは日本からその価値に貢献したいと考えています。
今後に向けて
次のステップとして、スグロジは日本全国の更に多くの物流およびフリート管理企業に展開していく予定です。その狙いは、物流業界で持続的に革新を促進することです。HEREの先進的な位置情報技術は、今後の物流業界の発展においても引き続き不可欠な要素であり続けるでしょう。
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